タンパク質

タンパク質重視のキャットフード

タンパク質は、生物だけが必要とする物質で、体内細胞の中で多様な物質へと合成され、生体そのものを形成したり、酵素などとなって生命そのものの維持活動を促す原動力となっています。
生物の種類が変われば、タンパク質の一次構造も異なり、それにつれてその他の構造も様々なものになって、種々の生物となるのです。
こうしてできた同じ生物でも個体によってわずかの違いがあります。
これはDNAという個々の個体に見られる遺伝子配列です。

猫の生体もタンパク質で構成されていますので、あらゆる活動や生命維持に欠かすことはできません。
機能別にタンパク質を分類するとすれば、生体構造に関係する「構造タンパク質」、代謝などの触媒となる「酵素タンパク質」、血液を介して栄養素を運ぶ「輸送タンパク質」、栄養を蓄えるための「貯蔵タンパク質」、筋肉を構成する「収縮タンパク質」、抗体に関与する「免疫タンパク質」、遺伝や細胞内での働きを調整する「調節タンパク質」に分類されます。
猫は人間と異なり植物を分解して栄養に転換する酵素の種類が少ないため容易に消化吸収ができません。
従って、タンパク質のものを摂って生体維持をしています。
人間が必要とする1日のタンパク質摂取は、10から15%ですが、成猫は、28%以上が必要です。
さらに仔猫の場合はその2倍の量が必要です。
ですからキャットフードも、成猫用と哺乳期専用や仔猫用に分類http://www.psfn.org/tekiseinennrei.htmlされています。

よって、猫にタンパク質は不可欠です。
日々の活動や生体維持をこの栄養素を主成分として成り立っています。
キャットフードを選ぶときは、タンパク質の配合割合を確かめてお買い求めください。
タンパク質の割合が少ないからといって餌を多く与えるのは感心できませんし、肥満の原因や病気の素ともなります。
成猫の場合、1日に必要な量は、平均420Kcalですから、420Kcal×28%÷4Kcal(タンパク質のエネルギー量)=29.4g以上のタンパク質を与えてください。
念のために脂肪の1日当りの必要量は、420Kcal×9%÷9Kcal(脂肪のエネルギー量)=4.2g以上となります。